2017年2月22日水曜日

選手ひとりひとりに思いを注ぐ

私(監督)もふたりの子どもの父親です。
子どもを持って初めて、親の気持ち、子どもを思う切実な気持ちを知りました。
自分の子どもが学校やチーム、所属する組織で大切にされなかった経験は、言葉では表せない、痛切なものです。子どもを思えば耐えられないくらい。
でも私自身も、そういう経験をする以前は平気で選手を駒のように考えていました。
必要な選手と別に役に立たない選手、チームの勝利を求める立場からすれば、勝利のために必要な9人プラス数名の戦力がいれば十分です。
けれど、自分が親になって、苦しい経験を重ねて、そんなことは絶対にできなくなりました。選手ひとりひとりが懸命に生きている。選手を自分以上に大切に思うお母さんがいる、お父さんがいる、おばあちゃん、おじいちゃんがいる。兄弟姉妹もいる。それを思えば、野球の上手下手とチームでの付き合いはまったく関係ありません。
東京武蔵野シニアは選手ひとりひとりを大切にサポートするチームです。