2012年1月27日金曜日

一緒に勉強します

22日(日曜)は、雨でグラウンドが使えなかったので、室内練習のあと「作文」の勉強をしました。
「作文が好きじゃない」「苦手」という子どもが多いのですが、文章を書く仕事をしている私(監督)は当然「野球と同じか、それ以上に文章を書くのが好き」です。学校ではあまり教えてくれないらしい、作文の面白さ、書く楽しさを感じてもらうのが主眼です。この日は、明治維新の陰の立役者・山岡鉄舟の話をしたあと、野球にも通じるテーマを設定して100字から200字程度の文章を書いてもらいました。グループで意見交換してから書いたのですが、想定されている正解のような文章を書くのでなく、それぞれの感じたことがしっかり書かれていました。
26日(木)は自主練習の前に漢字テストをしました。出題したのは、小学校で習った漢字ばかり。まずは小学校の漢字を復習し、次に中学で習う漢字に進む予定です。野球の仲間たちとする漢字の勉強はまた気持ちが違うのか、みんな真剣な表情で取り組んでいました。間違えた漢字はその場で復習します。漢字を覚えるための、うんちく的な話もしました。

2012年1月19日木曜日

野球の喜び

私が東京武蔵野シニアの監督になって、いちばん大きな変化(発見)は、
「練習が楽しい。日々の練習に感動がある」という、素朴なことでした。
東京武蔵野シニアには、心技体の基本がはっきりとあるので、日々の練習で一心に取り組むと中学生たちは目に見えて変化します。姿勢がよくなり、表情が凛々しくなり、チーム全体に爽やかな空気が流れる。その場にいるのがうれしい、選手の成長に胸が躍る、ささやかな感動が毎回のようにあります。練習でこれほど感動できるとは、監督になるまで想定していませんでした。
だからこそ、試合や大会で成果を試すのはいっそう楽しみです。

野球チームはどうしても大会の結果を目標にしがちです。いくら練習しても、試合や大会で結果が出なければ意味がない、と考えがちです。そうではありません。試合で試し合って、まだ不十分だと知るのです。自分の甘さ、不足を知ってまた取り組む。それが東京武蔵野シニアです。

2012年1月12日木曜日

頭髪のきまり

最近、髪の毛の規則について入団希望者からしばしば尋ねられます。
東京武蔵野シニアでは、球団規定に頭髪規則は定めていません。
短い選手もいますし、長髪の選手もいます。
リトルシニア連盟の試合に出る時は、連盟規程がスポーツマンらしい短髪を求めているので、野球帽から長くはみ出すような長さだと注意を受けます。これに準じて、「爽やかな髪型にしよう」と選手にはよびかけていますが、いわゆる丸刈りを推奨してはいません。

2012年1月11日水曜日

野球をする目的

日本全体が「生き方」「価値観」を見直すべき事態に直面しています。「ほんとうはスポーツ(野球)をやっている場合ではない」というのが実感です。

いまスポーツは、ほとんど「娯楽」。商売と結びついて普及発展を意図しています。子どもたちも商売の道具になっている。主役のはずの子どもたちが歯車のひとつになり、商売やチームの目的のために利用されがちな現状があります。
「高校生になったら甲子園に出たい」「将来はプロ野球選手になりたい」
子どもたちの願いは純朴です。ただ、こうした願いを「どうしても叶えてあげたい」と思うあまり、「何とか強い高校に入れたい」「強豪チームに入ればその夢に近づく」など、間違った思い込みでチームを選んだり、淡い親心で進路を夢想していないでしょうか。学習塾で詰め込み式の勉強をさせるような発想で野球をやっても意味はないと私たちは考えます。

何のために野球をするのか。
野球を通じて心技体を磨き、「それぞれが秘める可能性を開花させる」。
私たち東京武蔵野シニアは、ひとりひとりを大事にします。
「チームで育てる」、強い意志を持って取り組んでいます。

2012年1月7日土曜日

練習の特色

東京武蔵野シニアの練習は「基本の徹底・体得」が第一。素早い行動、正しい姿勢、元気・素直は大前提です。その意味では「厳しい」、だけど「楽しい」と思います。なぜなら、ほとんど野球の動きから離れることがない、練習の大半、野球をやるからです。
「当たり前でしょ?」と言われそうですが、野球と直接関係ない練習プログラムに時間を費やすチームが案外少なくありません。私たち東京武蔵野シニアは、練習の大半、野球をやります。もし短パンTシャツで練習していても、間違いなく「野球少年だな」とわかる練習がほとんどです。
心技体の基本を身体で学ぶ稽古のときはバットもグラブも持ちませんが、これが野球にどう通じるのか、常に感じながら取り組みます。「大好きな野球を通じて心技体を鍛える」、これが私たちの基本姿勢です。

2012年1月1日日曜日

謹賀新年

あけましておめでとうございます。
東京武蔵野シニアは正式発足から3年目、大会出場2年目のシーズンを迎えます。本年もよろしくお願いします。

新年の練習は1月5日(木曜)に始まります。
午前10時40分集合、場所は武蔵野市内です。
9日(祝)も武蔵野市内で練習します。
体験参加を希望する選手は事前にご連絡ください。

申込み先
監督 小林信也 080-2020-2170 メール: nobuya-k@i.softbank.jp
事務局長 小林恵子 090-2473-4707