私が東京武蔵野シニアの監督になって、いちばん大きな変化(発見)は、
「練習が楽しい。日々の練習に感動がある」という、素朴なことでした。
東京武蔵野シニアには、心技体の基本がはっきりとあるので、日々の練習で一心に取り組むと中学生たちは目に見えて変化します。姿勢がよくなり、表情が凛々しくなり、チーム全体に爽やかな空気が流れる。その場にいるのがうれしい、選手の成長に胸が躍る、ささやかな感動が毎回のようにあります。練習でこれほど感動できるとは、監督になるまで想定していませんでした。
だからこそ、試合や大会で成果を試すのはいっそう楽しみです。
野球チームはどうしても大会の結果を目標にしがちです。いくら練習しても、試合や大会で結果が出なければ意味がない、と考えがちです。そうではありません。試合で試し合って、まだ不十分だと知るのです。自分の甘さ、不足を知ってまた取り組む。それが東京武蔵野シニアです。
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