チームを結成した当初、親しい高校野球監督から、
「自分の目指す姿勢が浸透するまで5年はかかりますよ」
と助言されました。内心、そんなにかかるかなあと思いましたが、ちょうど5年を終え、確かに5年の歳月は必要だった、様々な経験を重ねて方向性を共有できたと感じています。土台作りの時期に、“思い”を持って一緒に歩んでくれた選手たち、ご父母のおかげです。礎を築いてくれた仲間たちとの心のつながり、育んだ熱い思いが東京武蔵野シニアの大切な宝物です。
5年前、武蔵野には3つのシニアがありました。他の2チームは活動を終了または休止し、いま元気に活動しているのは私たち東京武蔵野シニアだけです。厳しい時流の中、創設当初から目標にしている「文武両道」「大切な人を守れる人間になる」「日本一の野球を目指す」、高い志を持って日々活動できる幸せに感謝します。
専用グラウンドはありませんが、毎週グラウンドを確保し、練習と試合を重ねています。平日は週2回、ナイター練習(または室内練習)があります。一緒に勉強もします。
これから入団する選手は、先輩たちが築いてくれた土台の上にスタートできます。
大きく変化・成長する中学3年間、監督、コーチ、チームメイトは家族より長い時間を一緒に過ごします。その責任とやりがい、影響力の大きさを身にしみて感じています。
東京武蔵野シニアは、野球の技量だけでなく、選手ひとりひとりの心を育てるチームです。大切なお子さんが、野球を通して学び、成長する環境として、東京武蔵野シニアをお選びください。
東京武蔵野シニア監督 小林信也
2014年12月24日水曜日
2014年12月15日月曜日
体験練習会の内容(2)
トスパッティングの後は、その日の練習環境、練習時間などによってメニューは少し変わります。投げる、打つ、捕る、走るの基礎作りを様々なバリエーションを通して、楽しみながら身につけます。
スローイングの練習は、投げる距離や方向を一定にせず、また常に足を止めた状況で投げるのでなく、走りながら投げる練習を随所に採り入れています。
守備の練習も同様です。基本のドリル、足を動かしての守備練習を中心にして、レベルの高い身体の動きを自然に身体で覚えていきます。がむしゃらに数を受けるノックではなく、「やればやるほど積み重ねが利く練習」を東京武蔵野シニアは大切にしています。
練習の後半は、試合形式での守備や打撃、そして紅白戦です。平日も週末も、練習のときは必ず紅白戦など試合形式の「野球」をするのが東京武蔵野シニアの特長のひとつです。基礎をきちんと積み重ねた後は、「実戦」に勝る練習はありません。実戦を通して、野球の楽しさを味わい、野球の深さを肌で感じ、自分の中に《やる気》を育てて行きます。
筋トレなどのいわゆる「基礎トレ」は東京武蔵野シニアにはありません。その理由は体験練習会でお話しする予定です。ダッシュやランニングなどは入団後、選手の成長を見ながら行います。選手が意味を実感できない走り込みを命じることはありません。守備練習や紅白戦の中で、楽しみながら走る量は決して少なくありません。その方が自発的に「全力で」走るので、よほど成長につながります。
スローイングの練習は、投げる距離や方向を一定にせず、また常に足を止めた状況で投げるのでなく、走りながら投げる練習を随所に採り入れています。
守備の練習も同様です。基本のドリル、足を動かしての守備練習を中心にして、レベルの高い身体の動きを自然に身体で覚えていきます。がむしゃらに数を受けるノックではなく、「やればやるほど積み重ねが利く練習」を東京武蔵野シニアは大切にしています。
練習の後半は、試合形式での守備や打撃、そして紅白戦です。平日も週末も、練習のときは必ず紅白戦など試合形式の「野球」をするのが東京武蔵野シニアの特長のひとつです。基礎をきちんと積み重ねた後は、「実戦」に勝る練習はありません。実戦を通して、野球の楽しさを味わい、野球の深さを肌で感じ、自分の中に《やる気》を育てて行きます。
筋トレなどのいわゆる「基礎トレ」は東京武蔵野シニアにはありません。その理由は体験練習会でお話しする予定です。ダッシュやランニングなどは入団後、選手の成長を見ながら行います。選手が意味を実感できない走り込みを命じることはありません。守備練習や紅白戦の中で、楽しみながら走る量は決して少なくありません。その方が自発的に「全力で」走るので、よほど成長につながります。
2014年12月11日木曜日
体験練習会の内容(1)
体験練習会では、普段どおりの練習に参加してもらい、東京武蔵野シニアの野球を肌で感じてもらいます。
心技体の基本を濃縮したウォームアップは、一見ごく普通のプログラムですが、実はひとつひとつ目的とやり方があり、潜在的な力を呼び覚ます大切な反復練習になっています。これをやるだけで飛躍的に野球が上手くなる内容です。
キャッチボールは、理屈ではなく、身体で自然な投げ方を身につける工夫がされています。初めて硬球を握る選手でも無理がないよう、段階を踏んで投力がつくよう取り組みます。肩に自信がなかった選手が、3年生になるころには「肩がいいね」と自他共に認める選手になった実績がいくつもあります。
トスバッティングも、漠然とやったら意味がありません。先日ある人が「どうしたら打てるか、打撃をきちんと教えられる指導者は少ないよね」と言っていました。確かに、野球界では「打撃はセンス」「バッティングは打ってみないとわからない」といった考え方があります。
東京武蔵野シニアは違います。どうしたら打てるか。明快な答えを持っています。打つための基本をきちんと伝えます。それが身体でわかると、打つのが楽しくなります。自信を持って打席に立てるので、わくわくします。トスには奥深い打撃の根本がたくさん詰まっています。体験会ですべては伝えきれませんが、東京武蔵野シニアの野球の一端は感じてもらえると思います。
心技体の基本を濃縮したウォームアップは、一見ごく普通のプログラムですが、実はひとつひとつ目的とやり方があり、潜在的な力を呼び覚ます大切な反復練習になっています。これをやるだけで飛躍的に野球が上手くなる内容です。
キャッチボールは、理屈ではなく、身体で自然な投げ方を身につける工夫がされています。初めて硬球を握る選手でも無理がないよう、段階を踏んで投力がつくよう取り組みます。肩に自信がなかった選手が、3年生になるころには「肩がいいね」と自他共に認める選手になった実績がいくつもあります。
トスバッティングも、漠然とやったら意味がありません。先日ある人が「どうしたら打てるか、打撃をきちんと教えられる指導者は少ないよね」と言っていました。確かに、野球界では「打撃はセンス」「バッティングは打ってみないとわからない」といった考え方があります。
東京武蔵野シニアは違います。どうしたら打てるか。明快な答えを持っています。打つための基本をきちんと伝えます。それが身体でわかると、打つのが楽しくなります。自信を持って打席に立てるので、わくわくします。トスには奥深い打撃の根本がたくさん詰まっています。体験会ですべては伝えきれませんが、東京武蔵野シニアの野球の一端は感じてもらえると思います。
2014年12月10日水曜日
宇城憲治先生の新刊が出版されました。
東京武蔵野シニアの最高顧問(総監督) 宇城憲治先生の新刊が出版されました。
《奇跡のリンゴ》で知られる木村秋則さんとの共著です。
おふたりとも、現代の常識にとらわれず、行動で新たな真実を示し実践されています。
現代の日本人は、目に見えるものを信じ、惑わされがちです。本当は〈目に見えないもの〉に本質があります。
「私たち人間は、宇宙と自然に生かされている」 宇城先生、木村さん、おふたりの生き様、業績には、現代科学が追いつけない真理と愛があります。
東京武蔵野シニアは、600年の歴史を誇る武術の奥義を継承し昇華させておられる宇城先生のご指導を基盤にしています。
「勝つこと」「有名になること」を追うのでなく、「文武両道」を土台とし、選手ひとりひとりの変化・成長を求めるチームの姿勢が、この本からもご理解いただけると思います。ぜひ、ご購読ください。
《農業再生 人間再生 - 大切にしたい 目に見えないもの》
木村秋則・宇城憲治 共著
どう出版刊 定価1,512円(税込) どう出版オンラインショップから申し込めます。
http://www.dou-shop.com/SHOP/saisei.html?utm_source=%E5%90%88%E6%B0%97%E9%81%93%E3%83%A1%E3%83%AB%E3%83%9E%E3%82%AC&utm_medium=email&utm_campaign=11%E6%9C%887%E6%97%A5
《奇跡のリンゴ》で知られる木村秋則さんとの共著です。
おふたりとも、現代の常識にとらわれず、行動で新たな真実を示し実践されています。
現代の日本人は、目に見えるものを信じ、惑わされがちです。本当は〈目に見えないもの〉に本質があります。
「私たち人間は、宇宙と自然に生かされている」 宇城先生、木村さん、おふたりの生き様、業績には、現代科学が追いつけない真理と愛があります。
東京武蔵野シニアは、600年の歴史を誇る武術の奥義を継承し昇華させておられる宇城先生のご指導を基盤にしています。
「勝つこと」「有名になること」を追うのでなく、「文武両道」を土台とし、選手ひとりひとりの変化・成長を求めるチームの姿勢が、この本からもご理解いただけると思います。ぜひ、ご購読ください。
《農業再生 人間再生 - 大切にしたい 目に見えないもの》
木村秋則・宇城憲治 共著
どう出版刊 定価1,512円(税込) どう出版オンラインショップから申し込めます。
http://www.dou-shop.com/SHOP/saisei.html?utm_source=%E5%90%88%E6%B0%97%E9%81%93%E3%83%A1%E3%83%AB%E3%83%9E%E3%82%AC&utm_medium=email&utm_campaign=11%E6%9C%887%E6%97%A5
2014年12月7日日曜日
Q&A 5 現在の選手数
2年生が19名、1年生が6名、合わせて25名です。
3年生は受験準備に入っていますが、推薦入学が内定した選手ら希望者はいまも練習に参加しています。
今日(12月7日)は神奈川のチームと練習試合をさせてもらいました。
3試合を戦い、1年生も含め、全員が試合に出場。2勝1分でした。チームは着実に練習の成果を積み上げています。
1年生が少ないので、新たに入団してくれる新1年生(現小学校6年生)には、来年夏の新チームから活躍してもらう期待がかかっています。
準備のできている選手は、早い時期から公式戦に出場するチャンスです。
どうぞ、意欲満々の選手は東京武蔵野シニアの門を叩いてチームを一緒にもっと強くしましょう!
3年生は受験準備に入っていますが、推薦入学が内定した選手ら希望者はいまも練習に参加しています。
今日(12月7日)は神奈川のチームと練習試合をさせてもらいました。
3試合を戦い、1年生も含め、全員が試合に出場。2勝1分でした。チームは着実に練習の成果を積み上げています。
1年生が少ないので、新たに入団してくれる新1年生(現小学校6年生)には、来年夏の新チームから活躍してもらう期待がかかっています。
準備のできている選手は、早い時期から公式戦に出場するチャンスです。
どうぞ、意欲満々の選手は東京武蔵野シニアの門を叩いてチームを一緒にもっと強くしましょう!
2014年12月4日木曜日
Q&A 4 硬式野球の経験がなくても大丈夫?
「小学校では軟式のチームでした。硬式野球の経験がなくても大丈夫ですか」という質問を受けることがあります。
東京武蔵野シニアの選手の大半は軟式野球チームの出身者です。小学生のときからリトルリーグで硬式野球を経験してきた選手は各学年にひとりかふたり。ほぼ全員がチームに入って初めて硬球を握る選手ですから、一緒に馴染んでいきます。
東京武蔵野シニアの選手の大半は軟式野球チームの出身者です。小学生のときからリトルリーグで硬式野球を経験してきた選手は各学年にひとりかふたり。ほぼ全員がチームに入って初めて硬球を握る選手ですから、一緒に馴染んでいきます。
Q&A 3 定期テスト前のお休み
シニアの場合、通っている中学がみんな違います。学校の中間テスト、期末テストの日程は選手によってバラバラです。
東京武蔵野シニアでは、学校の年間スケジュールがわかった時点で全員の試験日程を把握し、共通していればその期間の練習を休みにします。期末テストはだいたい同じ日程が多く、中間テストはばらつきがあります。いずれにしても、定期テスト前一週間になった選手は練習も練習試合も休んでいい決まりになっています。監督は「それが当然」と考えていますので、レギュラーの選手が大事な大会前に休んでも問題にはなりません。
公式戦が、試験中の日曜日に当たることもあります。その場合、ベンチ入りメンバーは全員参加し、試合だけ出場してすぐ解散します。その場合でも慌てずに済むよう、「普段からしっかり勉強し、備えておくこと」も指導しています。
東京武蔵野シニアでは、学校の年間スケジュールがわかった時点で全員の試験日程を把握し、共通していればその期間の練習を休みにします。期末テストはだいたい同じ日程が多く、中間テストはばらつきがあります。いずれにしても、定期テスト前一週間になった選手は練習も練習試合も休んでいい決まりになっています。監督は「それが当然」と考えていますので、レギュラーの選手が大事な大会前に休んでも問題にはなりません。
公式戦が、試験中の日曜日に当たることもあります。その場合、ベンチ入りメンバーは全員参加し、試合だけ出場してすぐ解散します。その場合でも慌てずに済むよう、「普段からしっかり勉強し、備えておくこと」も指導しています。
Q&A 2 高校受験
「高校を受験するとき、どんな指導や支援をしてもらえますか?」、これは入団後に多い質問です。東京武蔵野シニアの選手ほぼ全員が、「高校でも野球を続けたい」と希望しています。中学でいっそう野球を好きになり、「高校でもやりたい」と言うのはうれしいことです。
どの高校を選ぶか。本人とご父母の希望が最優先です。その希望に沿った上で、選手ひとりひとりの性格や技量、成長の曲線、高校野球部の雰囲気、高校の監督の性格や指導法などを考慮して、情報を提供します。有名だ、過去の実績がある、といった世間一般の評価に頼って入学しても、お子さんと肌が合わなければ、辛い三年間になります。入ってみなければわからないことも多々ありますが、できるだけお子さんに合った高校を選ぶことは切実な課題です。
私(監督・小林信也)は、スポーツライターという仕事柄、30年以上に渡って東京都内はもとより、全国の高校野球の監督と交流を重ねています。進学を希望する高校の“生きた情報”も入手し、お伝えします。見学や体験を希望する選手には体験会の情報なども提供します。
他のシニアチームのやり方は知りませんが、東京武蔵野シニアは、希望があればきめ細かく、熱心に高校受験のサポートをする姿勢を持っています。
高校受験では、スポーツ推薦(野球推薦)制度もあります。野球部強化に力を入れている高校に進みたい選手には、中学との連絡も取りながら、シニアの監督が高校の監督と連絡を取り、入学までサポートします。必要に応じて、監督は中学を訪ね、担任と面談することもあります。例年、この制度で高校に進学する選手が何人かいます。
私学の中には、「スポーツ推薦はないけれど、入学後に野球部に入る生徒は受験で一定の考慮をする」高校もあります。こうした情報を提供できるのは、中学の先生でなく、シニアの監督です。
私学にしても都立にしても、各高校が基準とする学業成績が求められます。東京武蔵野シニアでは、中学1年の春から「勉強の意識を高める指導」も野球指導と併せて行います。
どの高校を選ぶか。本人とご父母の希望が最優先です。その希望に沿った上で、選手ひとりひとりの性格や技量、成長の曲線、高校野球部の雰囲気、高校の監督の性格や指導法などを考慮して、情報を提供します。有名だ、過去の実績がある、といった世間一般の評価に頼って入学しても、お子さんと肌が合わなければ、辛い三年間になります。入ってみなければわからないことも多々ありますが、できるだけお子さんに合った高校を選ぶことは切実な課題です。
私(監督・小林信也)は、スポーツライターという仕事柄、30年以上に渡って東京都内はもとより、全国の高校野球の監督と交流を重ねています。進学を希望する高校の“生きた情報”も入手し、お伝えします。見学や体験を希望する選手には体験会の情報なども提供します。
他のシニアチームのやり方は知りませんが、東京武蔵野シニアは、希望があればきめ細かく、熱心に高校受験のサポートをする姿勢を持っています。
高校受験では、スポーツ推薦(野球推薦)制度もあります。野球部強化に力を入れている高校に進みたい選手には、中学との連絡も取りながら、シニアの監督が高校の監督と連絡を取り、入学までサポートします。必要に応じて、監督は中学を訪ね、担任と面談することもあります。例年、この制度で高校に進学する選手が何人かいます。
私学の中には、「スポーツ推薦はないけれど、入学後に野球部に入る生徒は受験で一定の考慮をする」高校もあります。こうした情報を提供できるのは、中学の先生でなく、シニアの監督です。
私学にしても都立にしても、各高校が基準とする学業成績が求められます。東京武蔵野シニアでは、中学1年の春から「勉強の意識を高める指導」も野球指導と併せて行います。
2014年12月3日水曜日
Q&A 1 平日の練習
今回からは、入団に際して質問を受けることの多い事柄について、Q&A形式でご案内します。第1回は「平日の練習」についてです。「毎回参加しなければいけませんか?」とよく尋ねられます。私たちの回答は次のとおりです。
毎週月曜と木曜の18時半から20時半まで、武蔵野市内の中学のグラウンド(ナイター)または体育館で練習をしています。私たちはこの平日の練習で、「チームが大切にする心技体の基本」「野球の投打守走の基本技術」を徹底して練習、反復します。週末は試合形式の練習や練習試合が主になります。
塾や習い事の都合で月木の参加が難しい選手は、入団後で結構ですので、できるだけ調整し、月木の練習に参加することを原則としています。平日夜の基礎練習で選手たちは大きくレベルアップするので、参加しないと他の選手と大きな差がついてしまいます。
基礎練習というと地味で辛そうな印象がありますが、東京武蔵野シニアの練習はすべて野球と直結していますから、やる気を持って取り組めます。ほとんど毎回、練習の仕上げには試合形式の練習もしますから、グラウンドには歓声があふれ、選手はみな楽しそうに平日練習にやって来ます。
毎週月曜と木曜の18時半から20時半まで、武蔵野市内の中学のグラウンド(ナイター)または体育館で練習をしています。私たちはこの平日の練習で、「チームが大切にする心技体の基本」「野球の投打守走の基本技術」を徹底して練習、反復します。週末は試合形式の練習や練習試合が主になります。
塾や習い事の都合で月木の参加が難しい選手は、入団後で結構ですので、できるだけ調整し、月木の練習に参加することを原則としています。平日夜の基礎練習で選手たちは大きくレベルアップするので、参加しないと他の選手と大きな差がついてしまいます。
基礎練習というと地味で辛そうな印象がありますが、東京武蔵野シニアの練習はすべて野球と直結していますから、やる気を持って取り組めます。ほとんど毎回、練習の仕上げには試合形式の練習もしますから、グラウンドには歓声があふれ、選手はみな楽しそうに平日練習にやって来ます。
2014年12月2日火曜日
野球の常識・東京武蔵野の常識6 野球の楽しさ
昭和の時代に育った野球少年は、空き地さえあれば仲間と野球で遊んだものです。4人もいれば充分。「野球やろう!」となってすぐゲームが始まりました。場所と人数に応じてルールを決めるのに時間はかかりません。木をベースに見立てたり、「走者に当てたらアウト」といったルールは子どもの野球では「常識」でした。きちんとユニフォームを着て9人対9人の試合をやる前に、さんざん原っぱで草野球の楽しさを味わったのです。
最近の野球少年は、こうした経験がほとんどありません。野球を始めるとなったら最初からユニフォームを買ってもらい、白線が引かれベースの置かれた校庭で「きちんとした野球」に取り組む。遊びの感覚はあまり持っていません。
「野球が好きだ」という同じ言葉も、昭和の野球少年が抱いている野球への愛着や記憶の広がりと、いまの少年たちのそれとは大きな違いがあるように感じます。
東京武蔵野シニアでは、「草野球の感覚」を大切にしています。練習場の隣りに原っぱがあれば、みんなで草野球をすることもあります。これは「大切な練習」と位置づけています。野球少年たちが歓声を上げてボールを追い、目を輝かせて草野球に興じる姿を見ると、大切な思いを呼び起こせた気がします。
最近の野球少年は、こうした経験がほとんどありません。野球を始めるとなったら最初からユニフォームを買ってもらい、白線が引かれベースの置かれた校庭で「きちんとした野球」に取り組む。遊びの感覚はあまり持っていません。
「野球が好きだ」という同じ言葉も、昭和の野球少年が抱いている野球への愛着や記憶の広がりと、いまの少年たちのそれとは大きな違いがあるように感じます。
東京武蔵野シニアでは、「草野球の感覚」を大切にしています。練習場の隣りに原っぱがあれば、みんなで草野球をすることもあります。これは「大切な練習」と位置づけています。野球少年たちが歓声を上げてボールを追い、目を輝かせて草野球に興じる姿を見ると、大切な思いを呼び起こせた気がします。
2014年12月1日月曜日
野球の常識・東京武蔵野の常識5 髪の長さ
髪の決まりについて、時々質問を受けます。
私自身は、「髪は生えるうちが華、大切にしたほうがいい」と感じているので、坊主刈りを強制していません。球団規程にも頭髪の制約はありません。ただ、大会ではリトルシニア連盟から「清潔感のある短髪」を求められます。野球に取り組む姿勢をはっきりさせる意味も併せ、「爽やかなショートカット」をチームの申し合わせにしています。坊主刈りの選手もいます。スポーツ刈りより少し伸ばしている選手もいます。
私自身は、「髪は生えるうちが華、大切にしたほうがいい」と感じているので、坊主刈りを強制していません。球団規程にも頭髪の制約はありません。ただ、大会ではリトルシニア連盟から「清潔感のある短髪」を求められます。野球に取り組む姿勢をはっきりさせる意味も併せ、「爽やかなショートカット」をチームの申し合わせにしています。坊主刈りの選手もいます。スポーツ刈りより少し伸ばしている選手もいます。
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