2014年12月15日月曜日

体験練習会の内容(2)

 トスパッティングの後は、その日の練習環境、練習時間などによってメニューは少し変わります。投げる、打つ、捕る、走るの基礎作りを様々なバリエーションを通して、楽しみながら身につけます。
 スローイングの練習は、投げる距離や方向を一定にせず、また常に足を止めた状況で投げるのでなく、走りながら投げる練習を随所に採り入れています。
 守備の練習も同様です。基本のドリル、足を動かしての守備練習を中心にして、レベルの高い身体の動きを自然に身体で覚えていきます。がむしゃらに数を受けるノックではなく、「やればやるほど積み重ねが利く練習」を東京武蔵野シニアは大切にしています。
 練習の後半は、試合形式での守備や打撃、そして紅白戦です。平日も週末も、練習のときは必ず紅白戦など試合形式の「野球」をするのが東京武蔵野シニアの特長のひとつです。基礎をきちんと積み重ねた後は、「実戦」に勝る練習はありません。実戦を通して、野球の楽しさを味わい、野球の深さを肌で感じ、自分の中に《やる気》を育てて行きます。
 筋トレなどのいわゆる「基礎トレ」は東京武蔵野シニアにはありません。その理由は体験練習会でお話しする予定です。ダッシュやランニングなどは入団後、選手の成長を見ながら行います。選手が意味を実感できない走り込みを命じることはありません。守備練習や紅白戦の中で、楽しみながら走る量は決して少なくありません。その方が自発的に「全力で」走るので、よほど成長につながります。

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