新年最初の練習で、「今年の約束」を交わしました。
今年最大の課題は「普段の生活を変える」です。
自宅で「ごはんだよ」とお母さんに呼ばれて、「いま行く」と生返事、何度も呼ばれることはないか? 食事中、「肘をついて食べちゃダメ! 良い姿勢で食べなさい」と注意されたとき、「うるせえなあ」と口答えしていないか? そんな選手は野球も上手くならない、野球をする資格がない。東京武蔵野シニアで野球に取り組む選手として矛盾している。
この認識はみな持っているのですが、自宅に帰るとつい横柄になり、生意気な口をきく子がまだ多いようです。中学生はそういう年代ですから、当然といえば当然。けれど、それでは「自分との勝負」に最初から負けているも同然。グラウンドと自宅、裏表なく、普段から素直に行動する!
そこで私(監督)は、選手たちに約束しました。
「監督も去年は、奥さんに食事の姿勢を注意されると、〈うるさいなあ、疲れているんだ〉とよく怒鳴り返していた。けれど、今年は直します。奥さんに言われたら、「ありがとう」と爽やかに言って、すぐ姿勢を直します。心の中で〈そっちだってできていない癖に〉と思うのもやめる! 自分が変われば相手も変わる。監督が率先して普段を変えるから、みんなも変わろう!」
選手たちはみな真剣な顔でうなずき、約束してくれました。
普段を変える。変わらないと野球に取り組む意味がない。
些細なこと、「やって当たり前」のことをやらずに突っ張っている暇はありません。
震災で苦労している人たちを思えば、なんと贅沢でしょう。
野球で厳しい練習をするのは何のため? 野球で自分を鍛えるためです。なのに自宅ではだらしない? それは矛盾です。野球で結果を残せば、すべて許されがちな現代ですが、私たちは違います。
大好きな野球で勝ちたい、とことん自分と戦う、普段の生活から変える。チーム全員で取り組む。東京武蔵野シニアは、そういうチームです。
今週土曜(1月12日)の練習に体験参加できます。午前8時半から午後4時半。
場所は矢野口(調布の少し先、多摩川原橋を渡ってすぐ右)の尽性園グラウンドです。
ご希望の方は、事前に監督までお申し込みください。
小林信也 携帯電話:080-2020-2170 メール: nobuya@s-move.jp
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