2012年12月31日月曜日

体験参加者からの質問その1

東京武蔵野シニアの練習に体験参加された父母から寄せられる質問で多いものに関して、ここに回答を載せたいと思います。

質問 その1 東京武蔵野シニアの練習はすごく楽しく、雰囲気もよくて共感します。でも、この練習、この野球をやった後、普通の高校野球についていけるか、心配です。大丈夫でしょうか?

監督の回答
・中学の3年間は、心身ともに最も大きな変化・成長を遂げる時期。その3年間を、楽しく、そして自分の意志で厳しく過ごすことこそ大切ではないでしょうか。
・東京武蔵野シニアでは筋トレはやりません。だらだらと走り込む練習もほとんどしません。その代わり、常に全力疾走。選手たちは練習の間じゅう、ほとんど足を止めている場面がありません。大好きな野球です。ボールを追いかける練習ならば、全力でやれます。そういう練習を通して、体力、走る力は自然と身に付いています。いま活動しているほとんどの2年生は入団時よりずいぶんたくましい身体になりました。
・チームの全員が「高校でも野球を続ける」と希望しています。監督もそれを前提に選手を指導しています。東京武蔵野シニアと同じ師を持ち、同じ理念、同じような姿勢で野球に取り組んでいる高校野球部は実は全国に複数あります。東京都内および関東近県には、私が主宰していた「宇城塾・高校野球監督塾」に通っていた監督が20人以上おられます。一緒に学んでいた仲間です。これらの監督たちは、東京武蔵野シニアの目指す野球に関心を寄せてくれています。
・東京武蔵野シニアを巣立った卒団生たちが、それぞれ進んだ高校で、東京武蔵野シニアで培った姿勢を活かして野球に取り組む。その姿勢で野球界にひとりひとりが新風を注ぎ、野球界を変えていく。それも大切な私たちの活動の目的です。
・かといって、投げ方、打ち方、捕り方、走り方、一見して奇妙な技術を教えているわけではありません。あくまで自然体。東京武蔵野シニアが目指す野球、目指す姿は、美しく、たくましい。だから、東京武蔵野シニアが基本とする投げ方、打ち方、捕り方、走り方を身につけたら、とくに矯正される必要もないはずです。この基本にそれぞれの高校の監督の考えをプラスしてもらう。妙な癖をつけていないので、むしろ高校野球には順応しやすい、監督にとっても指導はしやすいと思います。
・3年間の活動を通して、どんな環境にも負けず、調和し、自分の力を発揮できるよう育成します。

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