2012年9月20日木曜日

野球に取り組む理由

中学生が、貴重な成長期の3年間を「野球を中心に過ごす」意味は何でしょうか?
「野球より勉強が大事」と思っている父母が、野球少年の父母にもたくさんいます。当然のことでしょう。一途に野球をすれば心身が磨かれるか? と問えば、必ずしもそうではありません。とくに、現在のように、野球の結果にこだわり、野球で活躍すればチヤホヤされる軽薄な(商業主義的な)価値観の中にあって、親も子も勘違いしがちです。ただ野球が上手くたって、何にも偉くないし、将来の役に立つとは限りません。
私たち東京武蔵野シニアは、「勉強はしなくていい」とはもちろん考えていません。しかし、「勉強と野球を両立させる」という単純な言い方はしません。野球と勉強は両輪、一体という姿勢です。野球を通して人を磨く、回転を速くする、心と行動を直結する、本当の意味の勉強に「目覚める」ことを主眼にしています。
その基盤は日常生活にあります。日常の大切さに目覚める。それが大きな「野球に取り組む意義」だと、東京武蔵野シニアでは考えています。

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