2012年9月20日木曜日

明確な基準

東京武蔵野シニアが大切にしている基本のひとつは「しっかりと立つ」ことです。
プロ野球選手も含めて、いまの野球選手は、たったこれだけの「重要な基本」をおろそかにして、頭の上のハエを追う傾向にあります。
投げるとき、打つとき、押されてぐらつくような曖昧な立ち方では本来の力が出ません。
私たちは、常に「しっかりと立つ」ことを身につけます。しっかり立たずに、上半身や腕の筋力を鍛えても本質的な力は発揮できません。土台が弱いのに、重い建物を上に載せるようなものです。
練習中、チームメイトに腰の後ろや肩の脇を軽く押してもらいます。ぐらつかなければOK、ぐらついたらしっかり立てていない証拠です。ごく簡単ですが、こうした検証の方法が「明快な基準」です。

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