2012年9月17日月曜日

人には“速い・遅い”がある

自動車のエンジンに回転数があるように、人も回転数を持っていることが、宇城先生の指導を受けて少しずつわかってきます。
宇城先生はしばしば「速い」「遅い」という表現をされます。最初は私もさっぱり意味がわかりませんでした。単に動きの速さを言うのではありません。
たとえて言えば、回っている駒の回転数のようなものです。
素早く回転している駒は、一見、止まっているように見えます。しかし鋭さを持っている。何かがぶつかれば、一瞬にして弾き飛ばす強さを持っています。
回転の遅い駒は、何かがぶつかれば駒自身が回転を失い、倒れてしまいます。
一般には、「頭の回転が速い」という言い方をします。似ていますが、大事なのは、頭でなく、「身体の回転」なのです。頭でいろいろ考えても、行動とつながっていなければ実際は役に立ちません。
身体の回転を速くする、その手がかりは日常の過ごし方にあります。

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